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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
安全は正しい防犯知識を身に付けることから
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警視庁メールマガジン第98号

==警視庁メールマガジン第98号==
                                   発行日:05/03/25



目次
[〜お知らせ〜警視庁広報課より]
●年度末防犯情報まとめ
●チャイルドシート設置は義務です

[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]
●あの犯罪手口のその後

[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]
●家出人を探せ

[防犯ミニ知識]
●あなたはいくつ覚えていますか?

[ほんの一口〜読者の声]
●愛知万博に行きたいけど…

[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]
●旅行先でラクラク洗濯物を乾かそう

[内部密告コーナー]




[〜お知らせ〜警視庁広報課より]

●年度末防犯情報まとめ
 
 あと1週間で新年度が始まります。新たな年度に向けての準備で毎日忙しい人も多いでしょう。
 警視庁メールマガジンでは今年度、多くの重要な防犯情報をお届けしてきました。[防犯ミニ知識]コーナーではその情報を復習するためのクイズを用意しましたので、どうぞ皆さん挑戦してみて下さい。

●チャイルドシート設置は義務です

 チャイルドシートが必要な子供さんを抱えて車に乗っている車両を止めてそれを注意すると、「子供が泣くから乗せられない」「自分が抱えているから大丈夫」といった声を聞きます。
 6歳未満の子供さんに対してはチャイルドシートに座らせることが義務化されていますので、違反となるのはもちろんですが、チャイルドシートに乗せないことの危険性を意外に理解していない人が多いのも事実です。赤ちゃんだからと抱きかかえて運転するなどもってのほかです。
 つい先日もチャイルドシートに座らせず親御さんが抱きかかえていた1歳の子供さんが、交通事故で死亡するという痛ましいケースがありました。事故が発生してから「チャイルドシートを使っていればよかった」と後悔しても遅いのです。
 また、いきなりチャイルドシートに座らせるのではなく、家の中でも座らせたり、チャイルドシートに子供さんがきちんと座るまでは車を発車させないなど、慣れさせたり必要なものであると自ら学習させることも重要です。
 助手席に乗せる場合は必ずエアバッグが作動しないようにしてください。事故の衝撃でエアバッグによってチャイルドシートが跳ね飛ばされることがあります。
 正しく理解して、レンタルサービス、リサイクルサービスなどを上手に使って子供の安全を守りましょう。




[捜査一課業務報告  明智管理官の見た事件]


●あの犯罪手口のその後

 犯罪というものは不思議なもので、発生した時には大きく取り上げますが、それが決着をみた時などはほとんど見向きもされません。警察の働きや、未解決事件などを取り上げた番組で「ああそういえばこんな事件があったなぁ」と思い出すくらいでしょう。
 架空請求詐欺で一時期発生して大きく取り上げられていたのが、業者の「少額訴訟」による請求詐欺です。これは裁判所から通達が来ることから、それまでの手口とは異なり、無視していると支払いが成立してしまうというものでした。
 これについては法律を悪用されたことからある被害者に対し弁護士軍団が結成され、業者の訴訟取り下げに応じず正式な訴訟に移行して数日前「本訴原告の請求を棄却する」という判決が下りました。こういった詐欺に対する裁判所の姿勢がうかがえます。このメールマガジンが配信される頃ニュースになっているかはわかりませんが、おそらくこういった業者は横のつながりが強いですから、これ以上「少額訴訟」を悪用するようなことはなくなるでしょう。
 振り込め詐欺についても最近では本人がいるのに電話がかかってきたり、銀行が通報により口座を凍結したりなどといった風に、昔ほど簡単ではすまなくなってきています。口座についても有償での譲渡が罰せられるといった風に法律改正もされました。
 もちろん被害者はまだまだ多いのですがその一方で、引っかからない人も多くなってきたといったところでしょうか。おそらく今は質の悪い詐欺師が出てきているといったところですね。
 犯罪の手口は、はやっている時は連日のように取り上げられますが、下火になるととたんに忘れ去られてしまうものです。しかしその忘れ去った頃をついてくる人間がいるのもまた事実です。時折、過去に報道された犯罪をチェックしてみるのも防犯対策においては重要なことであるといえるでしょう。




[大阪からコンニチワ〜西の探偵服部平次や]


●家出人を探せ
 
 丁度こんな時期やったなぁ。今でも苦笑いとともに思い出す事件があるんやけど、今回はその話な。
 依頼人はまあ中流より結構上というレベルの中年夫婦。子供が家出したからそれを探し出してほしいっちゅー依頼。家出人が未成年やったら警察も動くんやけど、成人男性でしかも仕事もせずに家でゴロゴロしとったようなんやからまあ「仕事探しにいってるんじゃないですか?」という対応をされて、俺んとこへきたと。
 ただその夫婦にしてみれば、息子が家出をするような理由も思い当たらないし、特に支障なく暮らしていたはずということで不審に思ったらしいんや。確かに子供が突然いなくなって心配もせんような親はおらんよな。
 それで探すことにして写真をもらい、その息子の情報をあれこれ聞いたんやな。友達は誰と誰かとか、よく行きそうな場所はどこかとか。友人関係についてはいくつか名前を出してきてほなそれを先に調べるということになったけども、立ち寄りそうな場所についてはさっぱり思い当たらんと。息子がどこに出かけて何をしとるかも(遊びでさえ)知らんのかと内心あきれたけども、ま、成人してればそういうのもありかとそんなに深く考えなかった。これがそもそもの失敗やったんやな。
 翌日から友人関係をあたり始めたけどもこれが全部はずれ。はずれっちゅーのは誰も息子の行く先を知らなかったっちゅーことやない。それは予想の範疇や。そうやなくて、その友人関係のほとんどが中学時代、高校時代というもので、今はまったく交流がないからどこに行ったか知っている以前の問題ということ。つまり夫婦は今の息子の人間関係を何一つ把握してなかったということになる。もうここで友人関係はたぐれんというわけや。
 しょうがないから息子の部屋に入らせてもらって行く先のヒントになりそうなものを調べ上げて、そこから改めて調査開始。いくつか行く先が絞り込めてきてそれを順番に回っていた時に、夫婦から連絡が入った。
 「息子が帰ってきたから調査はもういい」ってな。俺は開いた口がふさがらんかった。
 聞けばその息子、テレビでやってた場所に旅行がしたくなって、前日親に金をもらってそのまま一週間、ぶらぶらしとったんやと。大金をせびられて不審にも思わん親(せやからこのことは俺には伝えられてなかった)と、何の連絡もせんで一人で旅行に行く息子と、どっちもどっちやな。大概にせい。
 いくら放任主義かて、子供甘やかせすぎやで、この夫婦。




[防犯ミニ知識]


●あなたはいくつ覚えていますか?

 16年度も様々な防犯情報をお伝えしてきましたが、皆さんいくつ覚えておられるでしょうか。今回はクイズ形式のようにして防犯事項をあげてみました。解答は各設問をクリックすることで確認してください。

・白紙委任状が危険な理由は…?
・車を運転中の、携帯電話使用は事故を起こさなければ違反とならない?
・ヤフーから登録しているIDのパスワード再入力を求められたので、メール内のアドレスをクリックして再入力した。特に問題はない?
・熱中症対策は、喉が渇いたときに水を飲んでいれば十分である?
・地震などで電話がつながらないときの災害用伝言ダイヤル番号は…?
・オレオレ詐欺は名称変更して「○○詐欺」になった?
・紙幣をコピーしただけでは罪にならない?

 さてあなたはいくつ正解しましたか?
 大体8割正解できれば、防犯対策についてかなり高い知識をお持ちであるといえます。残念ながら正解率が8割に満たなかった方も、しっかりメールマガジンを読み返して学習しておきましょう。




[ほんの一口〜読者の声]

 
●愛知万博に行きたいけど…
「愛知万博に家族連れで行こうと思っているのですが、どんなことに気をつけるべきですか?こういったものは初めてなのでよくわかりません」

 生活安全課からお答えします。
「貴重品の入ったバッグなどはできる限り体の前面につけておくことをお勧めいたします。背中に背負っていたり脇に抱えていた場合、人ごみの中では状態を確認しにくく、中を開けて持ち去られるようなことがあってもわかりません。
 また、荷物チェックがありますので危険物の持ち込みはできません。子供さんから目を離さないようにし、迷子札を持たせたり、もしもはぐれた時の集合場所を入場時に決めておくなど必ず家族で打ち合わせはしましょう。
 どこに何の施設があるのか、トイレや救護施設、スタッフのいる場所などは知っておく必要があります。
 お弁当など飲食物の類は持ち込み禁止となっています(一部・アレルギーのある方除く)。事前にホームページをしっかりチェックし、不明点は問い合わせるなどして確認をしておいた方がよいですね」




[トクトク裏ワザ〜肩の力を抜こうヨ]


●旅行先でラクラク洗濯物を乾かそう

 こんにちは!交通課の由美ですvvいよいよ愛知万博開幕!でも仕事仕事で行く機会に恵まれなさそうです。うーむ。
 さて今回はあちらこちらとホテルを移動する旅行でも安心、一晩で洗濯物を乾かしてしまうという便利な裏ワザ。当然ながら宿泊しないで移動する強行ツアーでは使えないから注意して下さいね。
 まずはホテルに入ったらさっさと入浴をすませてしまうこと。ご飯を食べてテレビを見てそれから寝る前にお風呂へ…なんてやってると乾くものも乾かなくなっちゃいます。
 お風呂では下着をさっさと洗い、洗ったらよく絞ってホテルに備え付けられているバスタオルの上に並べます。それを手巻き寿司の要領でクルクルとまいたあと両足で何度か踏むのです。こうするとバスタオルに水分が吸収され、より乾きやすくなるというわけ。
 その後ハンガーでつるしておけば大抵は翌朝乾いています。このワザの便利なところは、Tシャツなどにも使えるところ。バスタオルが足りないと思ったら入浴の前にフロントへ連絡して調達しておきましょう。
 これならいくつも予備の下着・服を持っていったり、乾かなくて現地で調達という手間もはぶけますね。




[内部密告コーナー]※警察官の日常の風景を紹介するコーナーです。

 あるDVD販売店に行った時のこと。お目当ての商品を見つけてレジへ向かおうと歩いていたところ、タグがついたまま万引き防止用ゲートをくぐったことを示すピーピーピーという警告音が聞こえた。
 これは取り押さえるのに協力しなければならないだろうと見回していたら店員が飛んできて一言。
「お客様申し訳ございません。お持ちの商品のタグが誤作動しています




[あとがき]

 地震の空白地域といわれていた福岡でも震度6という大地震が発生しました。関東でも長い間大地震は発生しておらず、本当に今後が気になるところです。「まだこないから」ではなく、「いつきてもいいように」の心構えが大切ですね。
 愛知万博も開幕しました。警察の人間としては大きな事故が起こらないようにと願うばかりです。
 それではまた。

[警視庁メールマガジン]
総編集長: 警視庁 警視総監  白馬
編集長:   警視庁 総務部    牛黒
発行: 警視庁
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