山陰同人誌即売会 花鳥風月

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礼儀作法の話(適当)

目次

  1. 敬語、どこまで使えますか
  2. とはいえ…
  3. 手紙のマナーいってみよー!
  4. 応対

敬語、どこまで使えますか

 礼儀作法やマナーの本を読むと、尊敬語だの謙譲語だの出てきますよね。私はあれ、別にどうでもいいと思います(笑)。
 確かに資格とかとろうと思ったら厳しくないといけないのかもしれないですが、言葉は感覚が大事だと思うのです。
 例えば3歳くらいの子がスラスラと敬語を話したら、感心するよりも「えぇ!?」とか思いません?それよりもたどたどしく「しゃんしゃいでしゅ(3才です)」と言った方がいいですよね。
 まー例えが悪いですがそういうことです(笑)。
 形式にこだわるのではなくて、相手に礼を尽くそうとしているのが伝わること。これが一番です。

とはいえ…

 です・ますをつければ丁寧ですが、イベンターにはそれだけでは足りません。相手を不愉快にさせないものの言い方が必要になってきます。
 スタッフもです。
 特に気をつけたいのがイベント会場での態度。
 受付でイスに座ってずっとスマホをいじっていて、参加者さんが声をかけたら「はい、なんですか?」
 こんな態度を取られたら参加者さんはどう思うでしょうか。
 印象が悪ければ「あいつのイベントになんか行きたくない」と言われてしまいます。
 たかが1人にくらい、かもしれませんがその人が友達に話し、その友達が人に話し…とどんどん広がっていくかも。イベンターでいなければならない時は立ち振る舞いに気をつけようね。
 逆に言えば、一生懸命が伝わるイベンターであれば、多少言葉が間違っていても気にならないものです。

手紙のマナーいってみよー!

 同人印刷会社、その他企業さんに広告出稿をお願いする場合や、支援をお願いする時。
 今はメールという便利なものがありますが、礼儀としては手紙を出してお伺いした方がいいと思います。
(返事を求めるなら「ご連絡はお電話、メールでかまいません」と書いておくとか)

 大体この程度かければ大丈夫です。
「謹啓 (季節の挨拶) ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。突然このようなお手紙を差し上げます非礼、何卒御許しくださいませ。私は島根県で同人誌即売会「花鳥風月」を開催しております、氷河と申します。
(用件) 
何卒宜しくお願い致します。それでは用件のみにて不躾ではございますが、この辺にて失礼致します。貴社の今後益々のご発展をお祈り申し上げております。
(改行して)謹白」

■あて先の話
 ○○係とあったら、○○係御中はやってますよね?
 では、「ご芳名」「××宛」「△方□企画」の直し方は?
 正解はそれぞれ、「名("ご"と"芳"を消す)」「××様(会社なら御中)」「△様方□企画御中」です。
 これくらいは知っておいて損はないです。返信用封筒の宛名で私も後者2つやったことありますから。

■返事を求める時は■
 相手に返事を求める時は、いつまでに必要なのか、急ぐのか、大切な用件なのか、ということをきちんと明記します。これはイベンターとして出す手紙はビジネス文書だから(全部がそうではないですが)。
 例えば、あるイベントさんに、「貴イベントに広告の掲載をお願いしたいのですが、いつ頃にお送りすれば宜しいでしょうか。お忙しい中大変恐縮ですが、ご返事いただけましたら幸いです」という文章を書く時。貴方がCMを作成する時間を考えて(私が出すとしたら、宅配日程を考えて一週間かな)返事の期間を切ります。(宅配の方が早いし確実だから、大きめのCM出す時はよく使ってますー)
 例えば、「恐れ入りますが、一ヶ月以内のところでお返事いただけましたら助かります」とか。どう考えても〆切まで時期がなく、メールで問い合わせた時なんかは、「大変申し訳ありません、すぐに送っていただけませんでしょうか」と書いておけば向こうも分かります。が、CMを結局送らなかったりという非礼をしないように。そして手間をかけさせた御礼を必ず書き添えましょう。
 それぐらいの配慮は出来て当然、です。どこの会社でもそうだよね。

 最近ではメールのやりとりが主流になり、手紙を書く機会も減りました。
 ただメールでも、初対面の相手に向かってタメ口、なれなれしい話し方をするイベンターはあまり良い印象を持たれません。
 また、何か確認事項がありメールのやり取りがあった場合、<返信不要>と入れた上で「●●受け取りました。ありがとうございました」とメールしておくと、相手の方も安心されるでしょう。

応対

 人には得手不得手があるので、優雅にやれとかしぐさがどうのとかは別にいいと思います。
 気をつけるべきなのは、相手にどんな印象を与えるかです。
 本部業務をしていて、参加者さんが尋ねてこられたら。
 どう接しますか?
 まさか椅子に座ったまま対応してたりなんかしないですよね?
 私、この点だけはスタッフにも「疲れたら座っててもいいから、参加者さんが来たら立て!」と命令しています。他のことは「お願い」ですが、これだけは絶対、「命令」です(偉そうで済みません)。

 どうしてかというと、やっぱり印象の問題です。ずっと立ってろとは言いませんが、例えば貴方が分からないことがあってイベントの本部へ行った時、それまで座って話をしていたスタッフが、貴方に気づくなりサッと立ち上がって「何か御用でしょうか?」と言ったら、かっこいいと思いませんか?
 私だったらそのイベントを見直しちゃうなぁ。
 逆に、貴方が声をかけても椅子に座ったままだったら、どんなに丁寧な対応をされても「立つのも面倒なのかなぁ?」と思ったりしないですか?

 でもって、これは必ず気をつけて欲しいのですが、なるべく本部の中でスタッフは飲食したりしない方がいいです。仕事の合間に喉を潤すくらいならいいですが、ご飯を食べてたりすると応対できないですよね。外に出て食事してくるとか、ちょっと離れた場所で食事するとか気を使いましょう。だって参加者さんには、そのスタッフが休憩中だろうと関係ないですから。
(たまーに、「腕章外してるんだから休憩中だってこと、わかれってカンジ!」と怒っているスタッフさんをお見かけしますが(笑)、本部にいらっしゃる限り参加者さんにとって貴方はイベント関係者だよー。もっとしゃんとしてくれ。あ、うちのスタッフではありませんのであしからず/笑)

 また、「疲れた」「忙しい」は応対がぶっきらぼうな理由にはなりません。どんなに疲れていても、参加者さんにはにっこり笑顔で接してください。必ず!
 イベントの帰り際出入り口で「ありがとうございました!」の声、あるとないとじゃ大違い(と私は勝手に思っています)

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