イベント開催するならパソコンとプリンタは必須です。
申込用紙、パンフレットその他作成するのに欠かせません。
もし自分が持っていなければ、持っている人に借りるか、ネットカフェなどの利用を考えましょう。
また、データのバックアップもこまめに取ってください。
突然パソコンの不調でデータが飛んだということもありえますし、HP、メアドのアカウント、パスワード情報もなくなってしまうとお手上げ状態です。
バックアップがあれば最悪、パソコンが修理から戻ってくるまでネカフェで作業を進めるということも出来ます。
サークルあて文書(落選サークルへの返金、何らかの正式な通知(申し込み事項の変更・照会など))、企業への文書もパソコンで制作しておけば手元に控えが残りますしね。
インターネットでテンプレートが入手できますので、それの利用をお勧めします。
記入落ちがないですし、エクセル対応のものなら自動計算もしてくれます。
必要になるのは、広告料金をとって広告を出してもらった企業への請求などに使います。
番号を必ず振っておきましょう。
領収書については発行しなくてもいいと思いますが、やってダメというわけではありません。
同人誌即売会、コスプレイベント、ライブイベント(ライブハウスでない場所)、その他催し物においてBGMを使用する場合は、JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)への申請及び料金支払いの必要が生じます。(非営利であるとか関係ありません。著作権法の改正に伴う料金支払いの必要性です)
「各種施設でのBGM」
https://www.jasrac.or.jp/info/bgm/index.html
区分 | 店舗などの面積(㎡) | 年額使用料 |
1 | 500㎡まで | 6000円 |
2 | 1000㎡まで | 10000円 |
3 | 3000㎡まで | 20000円 |
4 | 6000㎡まで | 30000円 |
5 | 9000㎡まで | 40000円 |
6 | 9000㎡を超える場合 | 50000円 |
JASRACサイトでは店舗面積とありますが、これが借りる会場の広さに値します。ちなみに花鳥を開催しているくにびきメッセは、面積が約1600㎡のため3に該当します。
料金的にはそう高くもないので、きちんと支払われることをお勧めします。
支払方法は、銀行や郵便口座からの引き落としと、払い込みの2通り選べます。
上記料金は、音源がCDやカセットテープなどの場合であり、有線を使用する場合は有線の業者がJASRACに登録してあれば新たに料金を支払う必要は生じません。
ただし、登録していない業者や、コスプレダンパなどで歌を歌ったりバンド演奏を行ったりすることがあれば、上記のほかにさらに料金が加算されます。
また、1回だけの開催、という場合の料金もあるとのことですので(これも面積ごとに違います)、一回しか開催しないよという方はJASRACへ問い合わせてみましょう。
全国に支部があり、自分の住んでいる場所の管轄へ料金を収めることになります。
申請書類も送ってもらえます。
本部に問い合わせれば教えてもらえますので気軽に問い合わせてみましょう。
JASRACサイト https://www.jasrac.or.jp/index.html
言うまでもないですが、黙っていればわからないよと不当に支払いを逃れるのはやめましょう。
向こうさんもきっちり、管轄内での催し物について調査しておられます。
後で無申請であることを追及されるより、きちんと申請した方がいいですし、音楽製作者の権利は守りましょう。
●支部一覧
https://www.jasrac.or.jp/profile/outline/branch.html
また、オンラインからでも登録申請が可能になっています。
●J-OPUS
https://j-opus.jasrac.or.jp/login2.jsp
参考
●お店などでBGMをご利用の皆さまへ(JASRAC)
https://www.jasrac.or.jp/info/bgm/index.html
●BGMの使用料規定
https://www.jasrac.or.jp/release/01/10_3-2.html