多分花鳥風月同人誌即売会の開き方→宣伝


宣伝



<賑わいは主催の実力が現れる>

 そのイベンターが、これからもイベントをやっていけるか否か私が判断するのは(嫌なやつだ)、
例えば募集数が埋まらなかった時にどんなことを言っているかです。

■「当方の力不足でこのようなことになり、申し訳ありません」
 こういう人ならまず安全圏。今後に十分期待できます。
■「他のイベントと日程重なっちゃって、サークルさんは迷ったかな」
 うーん…ちょっと半信半疑(笑)。
■「××っていうイベントがー、ぶつけてきたのでサークルさんがそっちへ流れちゃいました」
■「私は頑張ったのに、集まらなかったサークルさんが悪いんです」
 これは最低。もう次から二度と参加したくないです。責任転嫁するなんて、最悪です。宣伝を
きちんとしていたとしても説得力がありません。

 別にパンフに書いてなくても、本部で話していることとか聞いていたりして、こういうことを言って
いたらまあ要注意ですな。
 募集数が埋まらないのは悪いことではありません。問題は、それを誰のせいと考えているかです。


<宣伝はやれる限りやりましょう>

 方法はざっと3つ。雑誌掲載・スペース配布・CMを出す
 一番手間がかからなくて効果があるのは、イベント情報誌やイベント情報サイトに掲載して
もらうことです。また、イベント優待支援をしている印刷会社もありますから、そちらに申請する
のもいいでしょう。
 ウチのリンクページの、「検索リンク」「イベント関係」にも登録可能なところがあります。
前者はサークルさんの為に用意したものなので、全部がイベント情報登録を受け付けている
わけではありません。あらかじめご了承ください。
 あ、あとイベントの公式HPを持っていることが条件になるはずですので。

 イベント告知に参考になりそうなうちのリンクページ
 2.イベント・同人誌情報系リンク
 3.同人関係企業リンクリンク(その2)
 9.検索エンジンリンク

 次に、いろいろなイベント会場で申込用紙の配布をすることです。イベントによって異なりますので、
必ず事前に「イベントの申込用紙を×月○日の貴イベントで配布させていただきたいのですが、
詳細を教えて下さい」という問合せをしましょう。この時に返信用封筒とともにイベントの申込用紙を
同封します。配布案内などあれば送られてきます。
 メールであれば「何日までに返信いただければ」という風にしておけば相手もわかりやすいでしょう。
 配布について申込用紙や参加案内に規定が定められているところは、それに従って手続きを
とります。
 気をつけていただきたいのは、「直接スペースへ配布する」のか、「チラシを送って相手に配布
してもらう」のかをはっきりさせることです。
 企業系イベントはまず後者は引き受けてくれません。個人イベントならOKか交換のみOKという
条件だったりします。
 はっきりとどういう風にしてもらいたいのかを伝えましょう。

 ここで注意して欲しいのは、「承認が下りていないイベントを宣伝しない」ということ。
 例えばあるイベントで申込用紙を配布したとして、結局承認が下りず中止になったとします。
 そうしたら相手のイベントから「承認が下りていると嘘をついて申込用紙を配布されたため、うちの
イベントの信用が著しく失墜した。損害を賠償してもらいたい」と訴えられる場合もあるということです。
(滅多にはないでしょうが)
 ま、参加者さんにもそういうことはすぐに広まりますからね。
 それと、各イベンターさんに問合せをする時、自イベントの申込用紙は必ず同封しましょう。たまに
「配布したいのですが」という手紙しか入っていなかったり、「まだ申込用紙が出来ていません」と
書いてあったりしますが、配布を許可する方としてはどんなイベントなのか把握できず、不安この上
ないです。
 もう何度か配布している(でもやっぱり企業相手には同封しよう)のならともかく、新しいイベントだとか
初めて配布させてもらうイベントであるなら、申込用紙は同封すべきです。

 次に、イベント情報誌に掲載されているイベントで、イベントCMを募集しているところに片端から
問合せの手紙を出します。相手がオンリーイベントである場合は、自ジャンルと違えばやめようね。
 もちろんこの時も返信用封筒と申込用紙同封は忘れずに。また、自分のところでも宣伝や申込
用紙配布に協力させていただくことは書き添えておきましょうね。
 イベントによっては広告料・配布料金がかかるところもあります。それは自己判断で申し込んで
下さいね。


<申込用紙配布時に気をつけよう>

 まず、一般入場前に配布し終えることは鉄則です。花鳥風月でもたまに、「サークル参加していない
ので早めにいれて下さい」という方がおられるんですが、一般入場前ギリギリに言われたところで
どうにもならんです。
 サークル参加をしていなくてそのイベントに申込用紙を配布したいという時は、必ず事前に問合せ
をしましょう。当日アポなしはとても嫌がられます。サークル参加している場合はその入場時間内に
申請すればOKさ!

 スペース配布する時、どんなことに気をつけて配っていますか?準備をされている机の上へ無造作に
申込用紙を置いてないですか?
 一言「おはようございます。××(イベント名)です、宜しくお願い致します」と言ってなるべく脇に置く
ようにします。相手が手を出されれば手渡しましょう。
 イベントが開場したら申込用紙配布は止めましょう。一般の方の迷惑です。通行の邪魔をしながら
申込用紙を配布しても、配れば配るだけどんどんイメージが悪くなります。
 ウチのところにもイベントが開場してから申込用紙を持ってこられる方がいますが、サークル参加
していて、参加者さんがスペースに来られたりしているのに、「今度イベントやるんですー」とか言って
長々話されるとものすごく邪魔です。イベント開催中は友達でもない限りサークルさんのところへ申込
用紙を配るのは止した方がいいです。ハイ。

 自分のスペースでの配布については「資金と料金設定」のところでも、ちょっとだけ触れていますけど
通りすがりの方に「どうぞ」と配らなくていいと思います。だって興味がないから持っていかなかった
ものを手渡されても、ゴミにしかならないです。もったいないです。
 それよりはポスターを机の前に貼るなりなんなりして、足を止められた方に「宜しかったら申込用紙
お持ちになりますか?」と差し出す方が相手も「せっかくだからもらおう」と思います。
 渡して足を止めさせるのではなくて、足を止めさせて渡す、です。
 通り過ぎようとしている人に「どうぞー」と渡すのは何だか強制ってカンジがしないでもありません。
 ちなみに私は「ご自由にお持ちください」です。欲しい人はとっていくし、興味のある人は尋ねられます。
いらない人は日程だけチェックして行きます。そういうのが理想の関係って思うのは思い込み?


<その他の宣伝>

 後は、友達のサークルさんがいたら申込用紙をスペースに置いてもらったり、自分のところでも
置いたり、告知ポスターを机の前に貼るのもいいですね。
 画材屋さんや書店もポスターを貼ってくれたり申込用紙を置かせてくれたりするところがあるので、
問い合わせてみましょう。日頃から他イベントのポスターが貼ってあるところをチェック!
 また、資金のトコでも触れていますが、印刷屋さんによっては刷った申込用紙を自社印刷物納入
の際に配布してくださるところもあります。「××枚刷りたいのですが、そのうちの○枚を貴社の
お客様へ荷物を発送する際同封していただけませんか?」と問い合わせてみましょう。
 それで不可能と言われたら、引き受けてくれるところで刷るもよし、そこで刷るもよしです。
 同じことの繰り返しになってしまいますが、あまり膨大な枚数をお願いしないように。
 〆切まで2ヶ月のところだったら、大体400枚くらいが適当かな。たくさん刷ってもらっても、
お客さんの発注がなければ撒けないし〆切が過ぎて無駄になっちゃいますよ。
 
 


<ご挨拶はほどほどに>

 申込用紙を配布させていただくイベントさんや、印刷屋さんへ挨拶をするのはとてもいいことです。
いいことですが。
 クソ忙しい朝の準備の時に平然と、何も手伝わないでずーっと話し掛けたり、修羅場中の印刷屋
さんで自分トークをかまさないようにして下さい。どっちもいました。大嫌いです(笑)。

 一度でも朝の設置を手伝われたりした方はお分かりでしょうが、設置中のイベンターさん達は
時間泥棒さんと戦っています(笑)。とても忙しいです。
 そんな中に「今度イベントやりますので申込用紙配布させてください」と挨拶するだけならともかく、
自分の理想理念や、現在のイベント状況、そのイベントの批判などをとうとうと語られると、たたき
出されても文句言えないです。イベントの準備を一刻でも早くやろうとピリピリしている側からすると、
「お前か時間泥棒は!」ということになります。
 挨拶は丁寧かつそこそこに切り上げましょう。出来れば先に「設置手伝います」とか一緒にやって
おいて、「あのう、申込用紙配布させてもらっていいですか?」なんて言ったりすると、「おお!貴方
私の友達!何でもどうぞ!(ドラクエ風味)」ということになります。とても気持ちよく許可してもらえる
はずです。

 印刷屋さんで。
 同じようにトークをかますと向こうは客商売だからニコニコしていますが、腹の中は煮えくり返って
います。絶対に「俺様トーク」をしないように。挨拶して、菓子折りを渡したら(なくてもいい)サッサと
帰りましょう。
 ただ、パンフ印刷を頼むわけでもない印刷屋さんへは、別に挨拶に行かなくてもいいです。広告を
出してくれとわざわざ某所から上京された方がいらっしゃったらしいですが、邪魔なだけです。
 「近くまで来ましたもので」が通用するのは、パンフ印刷を頼んでいなくても長年の付き合いがあって
向こうが覚えている場合まで、と心得ましょうね。

 どちらでも言えることですが、あって邪魔にならないのは差し入れ。
 私がイベントさんに差し入れる時は皆で気楽に食べられるスナック系とかクッキー系を差し入れて
ます。あまり手が汚れなくて、一口サイズのもの。ついでにおしぼりも少々いれておきます。
 印刷屋さんへお世話になって何か菓子を贈る時には、社員さんの数を考えます。全社員に行き渡る
数でなくても、受付くらいとか(目安は10個前後)、回せるようにあられ系の詰め合わせとか。
 まーここまで気を遣わなくてもいいんですが、ご参考までに。あと、その地方限定ものとか、季節
限定物のお菓子を「最近出たようですので、宜しければどうぞ」と贈ったりもします。
 無理はしなくていいので、ホントに。


<ネットでの宣伝は>

 最近は簡単にアカウントが取得できることから、ネットでHPを立ち上げて宣伝しているところも
よく目にします。
 私はどちらかと言えばわりと遅れて参入した方なので、説明するまでもなく私よりご存知の方も
多いでしょうが。
 HPを作る時には、内容紹介や日程・場所など、申込用紙に記載していることはほぼすべて
掲載しましょう。(住所氏名電話番号は掲載したらアカンよー)
 でもそれだけでは寂しいから(リピーターがつかないとね)、何か読み物ページを作るとか、企画
をするとか考えてみましょう。
 SNSで連動アピールもいいですね。うちも遅れて参入…(以下略)。

 私の知っているイベントさんは、季節やイベント(年中行事ね)ごとにトップイラストやメッセージが
変わったりと、何度でも足を運びたくなるような工夫をしておられました。
 それでなければ、情報を更新してもなかなかチェックしてもらえないです。
 イベントは情報が命。立ち上げたはいいけど忙しさにかまけて1ヶ月以上放置したり、情報が
古すぎるのは致命傷ですよ。

 また、宣伝としてはそのHPをいろいろな方にリンクしてもらうという手もあります。「このHPは
リンクフリーです。いろいろな方に知っていただくために、貼って下さいましたら嬉しいです」と
書いておくとかね。
 ただし、くれぐれもよその掲示板に宣伝を書き込んで歩くことはしないように。非常に嫌われるし、
「何だこのイベントは」と言われておしまいです。ネチケットにも注意しようね。
 リンクを貼ってくださった方にはイベント終了後はお礼のメールを出しましょうね。継続していくの
ならこれからも貼って下さるか、外されるかは相手にお任せして。
 1回きりのイベントであった場合は、速やかに閉鎖・アカウントの削除などをしましょう。ただし、
掲示板へ感想を書き込まれる場合もありますから、「イベント終了後×週間で閉鎖します」と明記が
あると助かりますね。

 そして最近はSNSで連動して告知も増えてきました。
 それはいいのですが一つ気を付けていただきたいのが、ツイッターなどで自動的にツイートする
サービスを利用されている場合、イベント終了後は速やかに解除しましょう。
 一年以上前に開催が終わったものが今でも自動的に告知されている、これはスパム以外の
何物でもありません。


<やれることはないか探す>

 全部手配が終わっても安心しないで下さい。まだやれることはないか、何が出来るのかを常に
考えることが必要です。
 努力を怠らないことが、いいイベンターになれる秘訣っス。


<共催・協賛・協力の違い、分かりますか?>

 時折主催:××、共催:○○と書いてあるイベントを見つけますが、これはちょっと意味がおかしい
です。主催は字のごとく中心となってものごとを進める人、団体のことで、共催は二つ以上の人、団体
が中心となって物事を進めることというような意味だからです。
 自分の他に一緒にする人がいるのなら、主催:××、○○と書いた方がいいです。
 協賛は、当日スタッフを手伝ってくださる方とか、合意の上で申込用紙配布・告知協力してくださった
方のことを指します。
 協力は、「告知協力」として、申込用紙を配布させていただいたイベントや広告を出稿してくれた
企業さん、その他お世話になった方の名前を書いておけばいいでしょう。
 間違えないで戴きたいのは、好意で申込用紙を配布してくれたサークルさんやイベントは協賛では
ないということです。私もたまに、申込用紙を頼まれて配布しただけなのに、勝手に協賛にされていて
ビックリしたことがあります。こういうのは全部協力者。
 協賛というのはこう考えて下さい。そのイベントについて何か問合せがあっても、多少のことなら答え
られる人のこと。イベントの開催にちょっとでも力を貸していること(宣伝だけじゃなくて、労力とか)。
 ので、確認も取らずに協賛に名を連ねるのはやめてあげて下さいね。人によっては「名前を利用した」
と言われても仕方がないよ?
 私なんか一度、勝手に主催にされてたこともあったし…(笑)。
 お世話になった方に迷惑がかかることのないよう、十分配慮してください。


多分花鳥風月同人誌即売会の開き方→宣伝